戦略的投票とは? 東村山市では?

「戦略的投票」をごく単純に説明する例え話


ある選挙区では有権者が20人で保守系と革新系に半々に分かれていて、このたびの議会選挙の議席定数は4議席。
立候補者が保守側3名、革新側3名とする。
革新側にはひとり、スター級人気の候補者Aがいて、投開票の結果その前評判どおりA候補が他を大きく引き離しダントツの1位だった。
選挙の結果、得票数は・・・
・革新系 A:7票(当選)
・革新系 B:2票(落選)
・革新系 C:1票(落選)
・保守系 D:4票(当選)
・保守系 E:3票(当選)
・保守系 F:3票(当選)

しかし、結果としては議席は保守系が3議席、革新系は1議席。今後は保守系が議会運営を牛耳って行くことになる。
革新系の支持者としては「アレ?」
「せっかく革新系候補に自分の大切な1票を入れたのに!」
「A候補の人気も応援もあんなに盛り上がったのに?」
・・・という結果、ありがちですよね。
こんな事態を避けるためには、革新側はあらかじめ票の振り分けをしなければならなかったのだが、それが出来なかった。
革新系とは言っても、実は3つの政党に分かれていたので、調整はできなかった、というのが現実にもよくある話でしょう。
一方、保守系は内部での調整があらかじめ出来ていて、×〇地区の保守系支持者はD候補に投票を、△×地区の保守系支持者はE候補に投票を、という振り分けがされていた
というわけです。

現実に東村山市内でも町のあちこちで見かける(某・自民党の)ポスターは、市内の地区ごとに別々の立候補予定者の顔と名前が刷られています。
これは、「野口町の(某・自民党)支持者はDさんに、廻田町の支持者はEさんに投票しましょうね」という振り分けと指示なのでしょう。

では自民・公明にアンチの人は、どうやって自分の一票を生かせば良いのか?これが「戦略的投票」の考えどころでしょう。

ちなみに東村山市議会で現職3議席ある共産党は、さらに新人2名の立候補予定があるようです。共産党はどのようにして支持者の票を振り分けるのか?(聞いてもおしえてはくれないか・・・)

自分のような支持政党無し、無党派の人たちはどうするか?
今のところ、情報を集め、自分で分析し、判断するだけなのですが、そこをもう少し何とかならないものかと、このサイトを始めました。

「戦略的投票」については、今後も考察、提案を続ける予定。

関連リンク:戦略的投票ノススメ ( 参考:座間宮ガレイさん )

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