告示直前 『東村山市議選2019 立候補予定者と当落予想(第1回目)』
< 無党派・浮動票のための参考資料として >
考察と提案 by the 選挙 in 東村山 (4/15追記)
※「戦略的投票」とは、好きか嫌いかのファン投票ではなく、 選挙後に議会でその議員や会派が影響力を持ったり、 ときには主流派の暴走をおさえたりできるように、議員たちの バランスのとれた力関係や構成を有権者が自分で考えて投票するこ と。
※ようするにはっきり言って、選挙で東村山議会の場合は主流派議員(自民党と公明党)12人、主流派でない議員13人という構成を提案したいのです。
市長はもともと自民党の人。
主導権を握る者が(数の上でも)強過ぎるのが問題ありなのは、今の国政(自公安倍政権)の政治のやり方、政策の強引さを見ていればわかること。
※ようするにはっきり言って、選挙で東村山議会の場合は主流派議員(自民党と公明党)12人、主流派でない議員13人という構成を提案したいのです。
市長はもともと自民党の人。
主導権を握る者が(数の上でも)強過ぎるのが問題ありなのは、今の国政(自公安倍政権)の政治のやり方、政策の強引さを見ていればわかること。
※なんと言っても、投票数が増えないことには、 特に無党派の住民の声は市制に反映されにくい。
投票日に用がある人も期日前投票に行こうと訴えます。(別ページに案内情報あり)
を見れば、東村山市議会は現在24議席(1議席欠員)で( ひとり会派・東村山自民党を含め)自民・ 公明が13議席で多数派となっている。
議長は公明党(伊藤)、副議長は自民党(小町)。
市長の渡部はもともと自民党。
今回(4月5日)の渡部市長の緊急アピール
「(対立会派= 主に共産党に対しての)かかって来いや」 宣言のFacebook投稿に対して、 生活者ネットの大塚恵美子(今回不出馬)、 無所属の佐藤まさたかが「絶賛」 のすり寄り的コメントを寄せていたのも記憶に新しい。
「(対立会派=
というわけで、この東村山市では「無所属」イコール「反主流派」 というわけでもないようだ。
第1回目の予想は、告示前ギリギリで、 わかっている限りの立候補予定者の情報をまとめてみた。 何かをくみ取って、投票の参考にしていただければ幸いです。
(ちなみに筆者は無党派・浮動票)
さらに上記の市長のアピールに応える形になったが、共産党からベテ ラン(小松恭子) が市長選に出馬することがギリギリのタイミングで決まったようだ 。
これが今回の選挙になどんな影響をおよぼすのか。
市長へのアンチ票を集めたり、選挙自体を盛り上げるのか、
それとも現市長への追認の儀式になるのか?今は不明。
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自由民主党
公認 :
・土方桂(現・2期・49歳)S45年生まれ 前回得票数:4,688
・小町明夫(現・2期・53歳)S41年生まれ 前回得票数:1,636
推薦 :
・小林美穂(現・1期・36歳)S57年生まれ 前回得票数:2,361
・熊木敏巳(現・3期・60歳)S33年生まれ 前回得票数:1,751
・清水あづさ(新・61歳)S33年生まれ 前回得票数:―
・志村誠(新・53歳)S41年生まれ 前回得票数:―
・下澤由起夫(新・64歳)S30年生まれ 前回得票数:―
・木村隆(新・54歳)S40年生まれ 前回得票数:―
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東村山自由民主党(代表:蜂屋健次)
・蜂屋健次 (現・2期・51歳)S42年生まれ 前回得票数:2,867
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【コメント】略称:自民党(自民党系)
自民は現7議席確保しているが、 一人は党員でありながら仲間外れにされているらしい(蜂屋健次) 。
注意すべき点は、
自民党の候補者8人のうち公認を受けているのは2人。 他の6人は推薦の形ということ。
自民の候補は実際には「自民党」でありながら、「無所属」 として立候補するパターンが多いので要注意。今回も上記の「 推薦」の人たちの何人かがおそらく「無所属」 として立候補するのではないか?
現職で現在まで市議会の副議長を務める小町明夫(当選2回) が公認候補となっていることからも、自民党は世代交代、 若返りを図っているもよう。
その小町は廻田町の村社会での票数を確保できるのではないか。
前回の新人・小林美穂は「若い女性」「ルックス良し?」 で今回は党の「推薦組」トップ。
予想:
・前回ダントツに強かった、土方桂
・現職では前回は自民党内では3番目の集票の、小林みお
・廻田町の地元票で、小町あきお
・自民党本部からの推薦が出るのが遅かったが現職で、熊木敏巳
・前回全体で2番目の集票で、 地元で推す人も多いらしく実はダークホース?、蜂屋健次
以上は、現職で安定していそう。
新人については、未知数。
・蜂屋と同じ多摩湖町で蜂屋に対する刺客候補ですでに「党推薦」 と公表している、清水あづさ、か?
・ 元々は共産党に近かったとの情報もあり、後援の力次第だが、 木村隆、か?
・他の候補はデータが無く未知数
現在:7議席
予想:現職で5議席、新人で1議席 (自民党+東村山自民党)
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日本共産党
・山口みよ(現・3期・72歳)前回得票数:2,481
・渡辺みのる(現・1期・33歳)前回得票数:2,488
・さとう直子(新・1期・61歳)前回得票数:2,307
・浅見みどり(新・45歳)前回得票数:―
・山田たか子(新・42歳)前回得票数:ー
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【コメント】略称:共産党
前回は4人当選(任期途中で辞任した鈴木よしひろは1851票) で、共産党のトータル得票数は9127票。 この数字は安定している模様なので、 これを今回5人でわけあっても、一人1823票で、 ほぼ安定ではないか?
共産党は今回の市長選では武蔵野美術大・ 教授の志田洋子が立候補予定を辞退するまで、党として「推薦」 を出し、現職の市議たちも志田の応援をしていた 。
現在:3議席(当選4議席)
予想:現職で3議席、新人で2議席
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立憲民主党
公認:
・奥谷浩一 (現・3期・59歳)1960年生 前回得票数:2,225
・上町弓子(現・1期・48歳)1970年生 前回得票数:1,409
・藤田雅美(新・59歳)1959年生 前回得票数:―
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【コメント】 略称:立民
市議会の立民は現職の奥谷(59歳・男)と上町(48歳・女) の二人だったところに、今回突然に新人の藤田(59歳・女) が割り込むというか、押しかけてきた形。
ベテラン奥谷としてもむしろ迷惑で面白くはないのでは? そもそも現職の奥谷は民主党→民進党→ 立民と続けてきてはいるが、 体質はむしろ国民民主に近いと市民からは言われている。
上町(かみまち)は前回は新人で無所属として立候補している。 若さとルックス故のファンの票も多いと言われてきた。 若さというものは経年劣化するので、不安もあり。
しかし、
そこに国民民主から鈴木たつおが立候補してきたので、 現職二人は困惑しているのではないか?
立民も全国的には支持が激減しているという報道もあり、 かつて立民支持者も「立憲民主党」の名前だけでは、 もう積極的に応援はしないのでは?
ただ、党の名前だけで判断して票を入れる人もいるだろう。
新人・藤田は今回の市長選で(武蔵野美術大・ 教授の志田洋子が立候補予定するも辞退) 志田の応援を表明していた。
東村山市の立民(奥谷、上町)は応援を拒否し、 立民本部も地元の市議の意向を汲んだのか志田洋子の推薦を出さな かった。
志田が立候補を辞退したのは、健康上の理由としてはいるが、 この立民の不支持も辞退の理由と考えている者もいる。
鈴木たつおも含めて、四つどもえないし三つどもえ(2×1×1) ?で票の奪い合いとなることが考えられ、
・現在:2議席(立民)
・予想:立民または立民+国民で2議席
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国民民主党
公認 :
・鈴木 たつお(新・50歳)1969年生まれ 前回得票数:―
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【コメント】略称:国民
鈴木は平成29年7月の東京都議選にて、北多摩第一選挙区( 東村山、東大和、武蔵村山・定数3)から立候補。 5位で落選の実績?あり。
そんなわけで、町では「ポスターの顔」としてはよく見かける人。
予想は上記。
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東村山・生活者ネットワーク
・白石えつ子(現)前回得票数:1,393
・桑原りさ(元)前回得票数:―
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【コメント】略称:ネット
ネットは、
生協『生活クラブ生活協同組合』(生活クラブ)の「 代理人運動部門」という位置づけの、東京都内の地域政党。
早い話が関東を中心に35万人の組合員数(都内は約8万人?)をほこる生協の政治部門なので、 集票力はあるはず。
この党には議員を続けられるのが、3期=12年までという党内の規定があり、 その制限のため現職の大塚恵美子は議員引退、不出馬となった。
桑原は以前2003年から1期・4年の議員経験あり。
・現在:2議席
・予想:2議席
*この党の規定である在職期限「3期=12年」を「2期=8年」と記していました誤り。訂正します。
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*この党の規定である在職期限「3期=12年」を「2期=8年」と記していました誤り。訂正します。
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無所属
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無所属
・佐藤 まさたか (現・4期) 無所属 前回得票数:1,751
【コメント】略称:無所属
東村山市以外での活動も活発で、 今後さらに上を目指す感じもあり。
「西口再開発問題」以降、野口町辺りの住民の支持も堅実な様子。
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無所属
・朝木 直子 (現・5期)(会派:草の根市民クラブ) 前回得票数:2,304
(事実上6期。1期目当選辞退)
【コメント】略称:無所属・草の根
初当選以来トップ当選4回、2位当選1回をほこるが、 前回は7位での当選。
それでも集票力は安定している様子。
今回の市長選では武蔵野美術大・ 教授の志田洋子が立候補予定を辞退するまで、 志田の応援をしていた 。
地域情報誌『東村山市民新聞』、コミュニティFM『 多摩レイクサイドFM』
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無所属
・矢野 ほづみ (現・5期)(会派:草の根市民クラブ・代表) 前回得票数:1,433
(事実上6期。1期目当選無効)
【コメント】略称:無所属・草の根
上記、朝木とタッグを組みつつ、これまでに至る。 以下の媒体の主催。
地域情報誌『東村山市民新聞』、コミュニティFM『 多摩レイクサイドFM』
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無所属
・島崎 よう子 (現・6期)(会派:市民自治の会・代表) 前回得票数:1,381
【コメント】略称:無所属・市民自治
初当選以来、6期の在職。会派「市民自治の会」も一人会派で、 実質的には個人個人の住民の支持をバックに活動を続けてきている 様子。
無所属・一人会派の逆境?をバネに、ベテランの経験値もあり、 まだまだやる気と元気はありそう。
今回の市長選では武蔵野美術大・ 教授の志田洋子が立候補予定を辞退するまで、 志田の応援をしていた 。
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【コメント】略称:無所属
無所属については現在のところ立候補予定はみな現職で各々特徴あ り、そのまま議会に残って欲しい感が強い。
無党派の住民・有権者としては、 彼らをとっかかりとして市制とのパイプとしたい、 またはそうする必要が生じる可能性もあるので、 これを失いたくはないと考える。
そういう意味では、“鉄板”の公明党はともかく、 昨今は安定感が売り物の自民党が今回送り込む( 逆に不安定要素である)新人に票を与えず、に投票の数(投票率ではなく)が、無所属候補に集まることが望ましいように考える。
投票数が減って、一番うれしいのは、例えば公明党だったり、例えば自民党だったりするので。
多少なりとも変化・変革が必要と思う有権者は投票に行って無所属候補に一票をどうぞ。
※予想は投票数が前回選挙並み、または前回以下というきびしい条件でのもの。
投票数が増せば結果は変わると考えます。
※予想は投票数が前回選挙並み、または前回以下というきびしい条件でのもの。
投票数が増せば結果は変わると考えます。
無所属
・現在:4議席
・予想:3議席
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公明党
・伊藤真一 (現・3期・60歳) 前回得票数:1,925
・駒崎高行 (現・3期・55歳) 前回得票数:1,809
・石橋光明 (現・3期・50歳) 前回得票数:1,796
・村山淳子 (現・2期・59歳) 前回得票数:2,194
・渡辺英子 (現・1期・51歳) 前回得票数:2,000
・横尾孝雄 (現・1期・43歳) 前回得票数:1,831
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【コメント】略称:公明
公明は、
仏教系宗教法人創価学会を母体 とし成立。自民党と連立政権を組んでいる。
先日も武蔵大和駅の駅頭で街頭演説をする公明の候補( 名前は失念)に、地元民・小町あきお(自民党) が付き合って並んでいたのが目撃されている。
伊藤真一は市議会の議長。
立候補は全て現職で固めてきている。 一人あたり1800票プラスアルファで票を分け合っている模様。 東村山市には創価学会員が多く、 選挙もほとんど創価学会信者の票で鉄板。
・現在:6議席
・予想:6議席
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幸福実現党
・小川きょうこ(新)1957年生まれ 前回得票数:―
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【コメント】略称:幸福
大川 隆法を教祖とする宗教法人『幸福の科学』を母体とする党。 新興宗教法人だからなのか金はたくさんあるようで、 各選挙に毎回候補者を出している。
「宗教立国」を唱えるが、その主張は自民党・ 安倍政権以上に右翼で差別主義的。 独善的なのは公明党同様に宗教なので・・・
信者はもちろん、上記のようなことを知らない人、 その意味がわからない人の票を集めて意外と健闘するのではという 声もある。
・現在:0議席
・予想:0議席
*この党の現議席数を誤って記していました。訂正します。
*この党の現議席数を誤って記していました。訂正します。
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